Trip to sketch the world architecture

21世紀世界中の建築スケッチと設計者HPや近隣風景紹介

オーストラリア編07 Alex Popov Architects

Alex Popov Architects アレックス・ポポフアソシエイツ
martin weber house マーティン・ウェバー邸

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0028Alex Popov Architects
切り開いた山の中腹に四角い建物の群像
これが一軒家で地元の石を使っているそうです
卓越風を避けるために窓の前にガラスの風よけが設置されておるらしいが
手元の写真では良くみえない
ポポフもやはりAUではかなりメジャーな建築家なので作品もたくさんあるが
今回のウェバー邸はネットで検索してもひとつしかヒットしない
彼のサイトにも載っていない
一体どういうことだ?
取り合えず本に記載されているミッタゴンまではグーグルで写した
オーストラリアが広くて木々が多いのはもうわかった
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0028mapi

私は都市の風景の方が好きだけどこのような場所に住むと思想も生き方も
変わってくるんだろうか。今はネットがあるからそんなに寂しくないか
映画のワンシーンみたいだ
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0028eartgh
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0028map
ひとつだけヒットした写真
https://dynamic.architecture.com.au/awards_image?image=/awards_new/images/20062069/2.jpg&entryno=20062069
ポポフさん 大御所の風格
commons.wikimedia.org
ポポフさんのサイト
popovbass.com.au

オーストラリア編06 Jesse Judd architects

Jesse Judd architects ジェシー・ジャド・アーキテクツ

wheat sheaf house ウィートシードハウス
怖いくらいの深い森の中に突如存在する別荘
曲線のライン デッキの浮き加減 オレンジと黒の配色も
この森が飲み込んでしまう
よく施工したと思う
日本とは全く違い山が無いので長野の山奥のような暗さは無い
写真だけでもオーストラリアの乾いた森の匂いが漂う

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0003wheat sheaf house
建築家はオーストラリア内外で著名なジェシー・ジャド
作品の前で
www.domain.com.au
armarchitecture.com.au
カラー写真で見てください
www.designrulz.com
動画もあります
What kind of contraption is this? (bubbles in 4th .gif)
imgur.com
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0003earth
夜は怖そう
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0003peg
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オーストラリアの自然をたくさん堪能しました

Introduction

Introduction ご挨拶

子どもの頃から絵が好きでした
大人になり建築を生業にしていました
大人も中盤を過ぎて気がつくと建築の合間に絵を描いていました
ひとつの建築物より近所の人が自然に集まる場所が好きです
本当の美しさとは人の眼にふれ愛され必要とされる存在から生まれるものだと思っています
川に流れ着いた流木はそこで朽ちればタダの自然です
人に拾われ椅子の材料となり
ふとした光の差し込み具合で強烈な影を放ちます
それを人間が気付いてこそ美しさは存在するのです

2019年から描きためていた様々なスケッチの中から建築だけを集めて地域別に投稿します
日本の小屋や古民家が好きなのですがその良さを再確認すべく世界中の建築を歩き巡る気持ちで投稿します
基本は設計者とそのサイトと私のスケッチとgoogleearth画像とコメントで進めていきます
何年かかるか分かりませんが訪れた方に世界の風土と建築を感じて貰えたら幸いです

2020/01/13 hayashi

オーストラリア編06 troppoarchitects

troppo トロッポ

Retreat at Cap du Voltigeur

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troppo
カンガルー島の岬に佇む建築
軽い。風で飛ばされそう
日本の海の家に壁を付けた感じ
特に屋根のペラペラ感が小屋そのもの
アルミや軽量鉄骨が地面に踏ん張っている感覚
軽鉄高床式温室に木の壁と床を敷き詰めたイメージ
開口部も多く透明感がある
小屋に近い感覚が好きです

オーストラリアカンガルー島北部の岬って
一体どんな風が吹くんだろう?
どんな星が見られるのかな
行ってみたくなる

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0001earth
他にもたくさんトロッポらしい作品がある
www.troppo.com.au
www.troppo.com.au
architectureau.com

オーストラリア編05 Stutchbury & Pape

architectmane Peter Stutchbury ペータースタッチベリー

Deepwater Woolshedディープウォーターウールシェッド

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0027draw
オーストラリアの設計事務所
羊毛刈り小屋 草原をバックにシンプルな作りが似合う
ようやくオーストラリアの羊に出会えた
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map of deep water woolshed
他の作品も手作り風な装置や使用材料が無理なく自然の中に溶け込んでいる
軽いメカニカル感がとても良い
スタッフ紹介の写真に驚くことなかれ
いわゆる設計事務所のイメージからかけ離れている
www.peterstutchbury.com.au
www.peterstutchbury.com.au
pmiengineers.com
20200109

オーストラリア編04 H2Oarchitects

Stutchbury & Pape ステッチベリー&ペーブ

Victorian State Emergency Service Headquarter 州立緊急サービス本部

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draw
日本で言う消防署ですね
この建物はとても良いです
奇抜なオレンジなんて難しい色だけど個性的に配色されている
消防だからこの色を使いたかったのね
地上階は消防車救急車の駐車スペースで
2階の居室空間の色も一部オレンジ
曲線がいやみになっていない
なぜこんなに優しい雰囲気をだせるのだろう?
この中で働くファイヤーマンも近所の人もきっとこの建物が大好きだろう
前近代的懐かしい未来空間キューブリックの作品に出てきそう
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scene02
隣の建物の歩道レンタル自転車置き場みたいなの、青でそろって素敵です
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scene02
www.h2oarchitects.com.au

オーストラリア編03 NH Architecture and Woods Bagot

melbourne convention and Exehibition centre----------メルボルン展示コンベンション・センター

NH Architecture and Woods Bagot

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0013draw
こちらも大手設計事務所の作品です
nharchitecture.net

木製切り子のような壁のデザインがシャープです
橋もヨーンウッソンオマージュです
エコ建築だそうです
5000席の無柱空間を分割利用もできるとか
architectureau.com

ちょっと他の場所も歩いてみましょう

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scene01
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scene02
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map01
川向こうの路地の落書きは渋谷ガード下のと似てますねぇ
バンクシーレベルのがさらっとないかな?
う~む大きな建築物はなんとなくみんな似ている気がする
もう少し個性的なものが見たくなってきました
(このブログは生意気主義です)